バリ島の祈り
バリ島は数あるインドネシアの島の1つですが、他の島と異なりイスラム教ではなくヒンドゥー教の土地で、神を敬い祈るバクタの島です。
一日の最初に祈りとお供えから始まり、家の中にもお寺を作り、一日を通じて何度も祈る姿を目にします。
代表的なお供え伝統のチャナンづくりを教えて頂きました。
ナイフ1つでココナッツの葉を上手に割き、丸・三角・四角の器を作ります。
丸は全知全能の空を司るイーシュヴァラ神。
三角は炎の形である火を司るブラフマン神。
四角は水を司るヴィシヌ神。
赤・青・白・緑の花弁を使い、聖水とお米を乗せて捧げます。
葉と小枝と花を使って手作りします。
日々大量に作るのでしょう。現地の女性は手慣れたものですが、なかなか難しい(汗)
自分でお供えを作り、お祈りの儀式を僧侶にしてもらい、神聖なお寺に参拝し、悪を払い福を呼びます。
お寺に入る際には足を出す事を禁じられているので、サロンを巻き身を清めて入ります。
注意深く周りをみると、いたるところにチャナンが捧げられていて、一日に何度も祈る姿を見かけます。
神々の島バリで貴重な経験が出来て良かった。
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